会社概要 TOPへ
トピックス

第二回 日本の食育セミナー

「日本の伝統食を見直そう」


平成19年10月28日 13:00〜16:00
主催 特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 

第一部 講演 「日本の伝統食を見直そう」

講師 小泉 武夫先生(農学博士、TV出演多数)

長寿の秘訣は伝統食にあった! 

日本の長寿県、奄美大島、徳之島は健康平均寿命90歳以上の方が多い。
この人たちの共通点は5つの伝統食にあった。

@ 海藻(モズクが多い) 蒸しパンにも入っている。北は昆布を食べている人が多い。
A 芋(サツマイモ) おやつ代わりに食べる。
B 繊維野菜
C 魚
D 大豆 味噌を使った料理が多い。

 身体の中には二つの遺伝子が入っている。

@ 民族の遺伝子(日本人はモンゴリアン系、西洋人はアングロサクソン系等)お尻のあざはモンゴル族系だけ、腸の長さはアングロサクソン系より60〜70cm長いのも特徴
A 家族の遺伝子

日本人は昔、麦飯、菜っ葉、漬物、キャベツ、サトイモの茎など、繊維質の多いものを食べてきた。(50年前の日本人の大半は肉や牛乳など、あまり口にしていなかった。)
しかし 現代は肉を食べ過ぎて、身体の弱くなっている子供が多くなった?

日本人が草食から肉食へ変化した。

45年間で食文化が変わり、特に油が3.7倍、肉が3.3倍消費量が増えた。

現在の小学校の生徒に骨折者が急激に増えている。
また、朝礼でも平均で7分間立っていられない子供が増えた。

小学生4.5.6.年生200人に
[何が一番食べたいですかアンケート実地]
@ 焼肉
A ハンバーグ
B ピザ(女の子が多い)
C スパゲッティ(男女とも)
D 餃子
E 回転寿司
F ホットドック


昔はアトピー、成人病はなかった!

【30年代の食べ物】
@ 海藻
A 根茎(大根、牛蒡等)
B 魚
C 豆
D 米
@〜Dは日本人の基本
(スーパーが日本を変えた。)

京都大学で統合医療学会(渥美教授)
現在の日本人はむかしに比べミネラル摂取量が4分の1減っている。(心の病気が増えている原因?)
キレル人が多くなった。
キレルとは興奮し自分を抑えられなくなる。興奮するとアドレナリンが増え熱くなる。
これを抑えるのは、ミネラルである。

亜鉛不足になると、味覚障害になる。ある意味では老化の進展!
老人性認知症と若年性認知症(30代から発症している)
日本人は赤ちゃんが生まれにくくなっている。男が原因の時は精子不足。
世界の若者の精子の平均数は1億1000万匹で在るが日本人は8800万匹となっている。
完全にミネラル不足で特に亜鉛が不足している。

なぜ、ミネラル不足なのか?
昔のトマトは水にいれると沈んだ。今のトマトは沈まない?(土の中のミネラルが少ないから。)
マクワウリは水の中間の所に、スイカは浮いていた。

肉は飽和脂肪酸で常温で溶けない。
魚(さんま)の内臓を取るとき白くボヨボよしているのがあるがそれはコラーゲンとゼラチンで これを取り除くと魚油になる。(不飽和脂肪酸EPA.DHA)常温でさらさらになる。
 魚油は血管を強くし、老化を予防する。記憶力が良くなる。

たんぱく質の摂取は!
大豆のたんぱく質(32%)
牛肉のたんぱく質(18%)

東海道五十三次の37次に共通点の食べ物、それは豆腐と納豆の味噌汁で3杯飲むと肉を食べるよりたんぱく質は多く摂れる。

次の世代の子供たちがこのまま輸入食品に頼った場合、食べ物は戦争兵器化し、日本はすぐに降伏せざるを得なくなる。
現在、ノルウェーやスウェーデンのチーズが日本にはない。それは中国が買い取っている。
日本は今、明治乳業、雪印、森永など北海道十勝にチーズ工場を作っている。
大変な食料事情になってきている。
最低でも10%自給率をアップしなければいけない。この件については 国民一人一人が自覚する必要がある。

日本一幸福な小学生の地域があり、そこは高知県南国市の学校の生徒で この市の学校給食は南国市以外で採れた食糧品以外は食べさせない。
そして自宅でも南国市以外のものは食べないようにした。(自給率100%)
地域食材100%自給率にして10年たち、どう変化したか。

@ 学校を休む子がいなくなった。
A 病気で休まなくなった。
B いじめがなくなった。
C 成績が良くなった。
D ご飯を残す子がいなくなった。

子供に学校で南国市が好きですかと聞いたところ全員がVサインを出した。

各都道府県の主要都市の中学・高校生に あなたは地元が好きですかというアンケートをしたところ、80%が分からないと答え、残りは嫌いという答えが多かった。
日本の子供たちは 日本を愛していないのか!

福岡県西日本新聞で食べ物最前線という特集記事を組み、コンビニのお弁当を追っかけたところ、コンビに弁当は賞味時間もあり、それを過ぎると捨てることになっている。
有る時、弁当をすてるのはもったいないとして、回収業者の社長が何日か食べたところ、なんともなかったので、社員にも食べさせた。しかしなんともない。
では豚の餌にと考え、そのまま上げると違反なので、子豚(離乳)10匹と妊娠している豚3匹にその弁当をあたえたところ、子豚は下痢症状になり、妊娠豚は3匹とも流産となった。

【食に関するアンケート】
対象 小学生 
 朝ごはん 冷たいおにぎり1個
 夜 ご飯、納豆、味噌汁⇒ゲームをしながら
    カップラーメン

食卓の乱れ(心と身体にどの様な悪影響を与えるのか? 子供の栄養管理 ジュース、お菓子を食べ続けるとどうなってしまうのか?)
・ 骨折する子が多い
・ キレル子供が多い

食事をしっかり取らせると 多動症、アトピー、アレルギーが10名中7名が6ヵ月で改善
家族から見た食事
卵:生産者の顔が見れるもの
食材:ウラを見て、添加物の多いものは使わない

アレルギーの子供が多いが メタボリック予備軍の子供が多くなっている
腹周り80cm以上  都会より地方が多い(おじいちゃん、おばあちゃんがジュースやお菓子を与えてしまう。)
お母さんの勘違いで太る
 スポーツをしない子供にお母さんは身体に良いと思いスポーツ飲料を与えてしまう。太る原因。甘いものを多く採ると中性脂肪が高くなるという結びつきが分からない。
正しい食生活を理解してもらう。
卵1個 70kcal
板チョコ 300kcal
チョコボール  750kcal

スーパー・コンビニのお弁当、おにぎりはきれいに見せるため油を使っている。
ご飯をお茶漬けで食べると、油が瞬間に出てくる。

メタボと健康人は心臓病になるリスクが30倍違う。
血管、血流をきれいにしなけらばいけない。⇒きちんとした正しい情報を得る。



第2部 座談会 [参加しよう 食育の輪]

〈座談会メンバー〉
赤田 玄朗氏 株式会社ヤクルト本社 宅配事業部 宅配推進化
上原 道康氏 健康管理士一般指導員 食事療法コンサルタント
蛭田 さゆり氏 健康管理士一般指導員 
渡辺 郷江氏 健康管理士一般指導員

地方でお母さん向けの健康セミナーを開催したとき
食品添加物てなんですか?
そのときに赤ちゃんのベビーフードに100%頼っているお母さんからの質問でした。
そのお母さんはベビーフードは栄養のバランスが良いと思っているのですが、ベビーフードが腐らないのはなぜか?腐らないのはなぜ悪いのかが理解されていなかった。

認知症⇒小さい脳梗塞が問題と考えられている。
教材 どろどろ血液とサラサラ血液をイラストで解かりやすく説明

地域と健康
健康情報の提供が不十分⇒健康セミナー、健康講座の開催
地域における健康取組み運動、市民講座
巷にあふれる健康情報をふるいにかける目を育てる
知識があれば、正しい情報をキチンと受け止めまた伝えられる。
年齢、性別、運動、栄養、ストレス

10年後のあなたは 
健康な身体を選びますか、
それとも病気の生活の どちらを選びますか?